【アニメ】素晴らしい可能性を秘めた残念なギャンブルアニメ「賭ケグルイ」ネタばれ覚悟の本気レビュー

2018年10月28日

どうも皆さん、龍が如くではセーブ&アイテム使って賭場で荒稼ぎしていたあた坊です。

 

前回の記事にて、新しい記事カテゴリ「ネタばれ覚悟の本気レビュー」の説明をしましたが、その栄えある第一回はアニメ

「賭ケグルイ」

 

2017年の夏アニメの一つであるこの賭ケグルイ(変換大変…)。

なぜこのゲームにもなっていない一年前のアニメを選んだかというと、最近友人から進められてネットフリックスに入っていたので一気に見たそれだけですすいません。

 

というか結論はすでにこの記事のタイトルで明かしちゃってる感否めないんですが、まず出てくる感想は、「またこれか。」です(後述)

 

高校生である必要性

いつもアニメやゲームをプレイして、まず考えることがあります。

 

それは「高校が舞台でなくてはならなかったのか」です。

 

まず第一に、私は学園ものが嫌いなのでは決してありません。

ペルソナシリーズ、ラブライブ、クラナド、けいおん…

挙げればきりがない学園もの。高校三年間という短い、しかし何にも代えがたい青春(悔しいですが私は「男子高校生の日常」側ですこのやろう)。

日本人は特に華やかな高校生活への憧れや後悔等、やけに胸を締め付けられる人種で、その儚さゆえだと思います。

もちろんみんな大好きJKというブランドは外せませんよね(世間一般論です)。

 

しかし!!

なんでもかんでも高校生にすりゃあいいってもんじゃあない。

私はそういった安直な作品が大嫌いなんです。高校を舞台にするなら、そこには必然性がなくてはならない。高校生が舞台だからこそ生かされる要素が中心になくてはならないと思うんです。

 

そういう意味で、この賭ケグルイという作品は好きになれなかった。

 

 

人生を賭けたギャンブル?100億円??

舞台となる私立百花王学園では、金にまみれた将来の成功を勝ち取るため、日本の様々な業界のトップたちの子供たちが、すべてはギャンブルで決まるという狂った学校に入学してくるわけです。

もちろん、フィクションというものは非現実だからこそ面白いものなのですが、そこには整合性、そして深みがなければ面白くない。

ギャンブルによってすべてが決まる(まあ実際は金と権力によるいかさま合戦だったわけですが)というルール自体が不確実すぎるんです。なぜそんなことになっているのか、根深い納得できる理由が語られていない。

そしてこれはほかの作品でも多く言えることなのですが、先生が全く出てこず、学生及び生徒会が恐ろしいほどに校内の権力を牛耳っていること。プリズンスクールはギャグなのである程度目をつむることはできたのですが、これはいたってシリアス。

リアリティを出して、本気の賭けによる人間の醜い部分をかわいい女の子たちがさらけ出すことによって、ギャンブルの恐ろしさ、そして面白さを描こうとしたんだと思いますが、私は魅せられなかった。

 

この作品の一番の自ら首を絞めている点。

それは高校が舞台であるということ。

彼らはたった15~18年しか生きていない。そして、毎日でギャンブルに使いまくっているその金は、ほとんどが親からもらっているもの。

1億!10億!100億!!やばい!!いやいや、親の金じゃん。

重みがないんですよ。親からもらった数億という金。その時点でリアリティに欠けすぎて私には入り込めなかったんですが、人生を賭けるとかいろいろ吐いて、過去の回想シーンも各々流れますが、動機が弱い!え?それだけ?みたいなものばかり。

 

例えばこれが一生かけて働いて成功して手にした大金を悪い組織に奪われ、財産も家族もすべて失ったものたちが文字通り命を賭けてラスベガスでギャンブルする!みたいな、龍が如くに出てくる殺し合いの地下闘技場みたいな。そういう背景がそれぞれにあるなら、見ているこっちも熱くなって引き込まれていくんです。

そういった深みがこの作品には残念ながらない。ラストの会長とのバトルだって、負けたほうが学校を去る?まあこれまで大変な努力をしてのし上がった会長にはかなりの代償かもしれません。けれども転校してきたばかりの夢子にとっては?ただギャンブルが狂うほど愛しいから、この学園は楽園だという理由ですよ!!

ここはかなり残念でした。いやそんなん辞めちまえばいいじゃんたかが高校www

これはほかのモブ生徒及び涼太にも当てはまります。こんな学校にい続けるメリットがあるのか。別にやめられない訳じゃないですよね。そこにも必然性が感じられません。

 

あほらしくなりますね。夢子にはそんなところにいないでラスベガス行っといでって言いたいです。どうせ将来物足りなくなるだろうしね。

 

強いて言えば、大金持ちの息子娘で高校生という、輝かしい未来が待っているであろう登場人物たちが、その一生を賭ける、というところにギャンブルの恐ろしさを出そうと考えたのなかと。自分は納得できませんね。

 

 

涼太が夢子に惹かれる理由

キャラクターの動機付けが薄いと先ほども言いましたが、特に鈴井涼太くん。

 

夢子を主人公とするならば彼はその相棒?W主人公といったほうが個人的にはしっくりきますね。

キャラクター自体は当たり障りない典型的なハーレム主人公タイプですよね。それとギャンブルの知識が圧倒的に足りないがゆえに、素朴な疑問を投げかけてほかのキャラが解説するというボケ役も兼ねています。

そんな涼太しょっぱなから自分を家畜から解放してくれ、自分にはない才能と狂気を持ち合わせる夢子をもっと近くで見ていたい。最後は告白ともいえる宣言をしたうえで夢子と合体()し、会長とのラスボス戦を見事引き分けで終えるわけですが…

私はあそこまで夢子に惹かれる涼太に違和感を覚えます。

ギャンブルに対し異常なまでに狂る夢子に対し、涼太は何度か恐怖を覚えていますよね。

想像はできますよ。自分を家畜から救ってくれた、自分にはない才能、友達思い、そしてなによりかわいい…

夢子の生徒会役員たちとの戦いのなかで、涼太の中にも葛藤や心情の変化があったはず。そこをもっとしっかり描いて、夢子との関係も深くさせていけば、もっと面白くなったのになって思います。

これは12話完結の尺の問題もありそうで、原作読んでない私にはわかりませんけどね。

 

 

とにかくエロティック(グロい)

登場する女の子たちはみんな個性的でかわいいです!

みんな胸大きいし、制服もかわいいし、動き方やカメラワークの見せ方なんかも秀逸!レベルが高いです。

 

しかし、気分が悪くなるグロさがあるのは否めません。

生志摩妄(みだり)はかなーりぶっ飛んだキャラ。

残念ながら、ハンターハンターのヒソカのようなエロスとカオスが融合したようなあのなんともいえない魅力を感じることはできなかった。

ただ気色悪かった。せっかくの伊瀬茉莉也だったのに

 

 

テンポがよく、ハイクオリティな作画

しかしなんともいえない魅力があるのも確か。

それはハイクオリティな映像と、テンポのよさでしょうね。

あれだけ美麗なグラフィック、エロティックな女子高生、そして気持ちいいくらいに敵が次々と現れそれをなぎ倒していく展開は、見ているものを飽きさせません。

自分もなんだかんだで最後まで一気に見ましたからね…

 

 

まとめ

既に書きましたが、私も決して高校が舞台の作品がすべて嫌いなわけではありません。

しかし、あまりに安直に舞台を高校に選んでるものが多いと最近酷く感じたため、書かずにはいられませんでした。

 

矛盾点やおかしな点をあまり疑問に思わず、アニメなんだからいいじゃん!って素直に楽しめる方なら、きっと面白いと思います。

なんだかんで2期が気になっているあた坊です。はい。

 

 

え?実写ドラマがもう放送済み??