【コラム】~消えゆく地元ゲームショップのおもひで~

2018年10月28日

どうも、ゲームショップの店員になりたかったあた坊です。

 

皆さんは幼い頃、地元にゲームショップはありましたでしょうか。

○○電気のような家電量販店ではなく、ゲオやブックオフのような大型チェーンでもない。

 

私の少年時代の記憶の中で、そんなゲームショップはとても大きな存在でした。

 

 

ゲームショップという名の「オアシス」

私が物心ついたころにはすでにゲームは日本において欠かせない娯楽文化となっていました。

当たり前のようにゲームショップが街にいくつか存在し、それが当たり前と思っていました。

 

その店独特の雰囲気、どう見てもザ・オタクな店員さん、そして気になってしょうがない奥の黒いカーテン

そんな地元のゲームショップが大好きでした。

 

毎週のように通い、そこら中に並ぶ買えもしないゲームを眺める。

友達と高額な遊戯王カードを見て、文句をいう。

少ないおこずかいを握りしめ、たまに安い中古ソフトを買う。

誕生日には親と一緒に新品のゲームを買いに行く…

 

まさに自分にとってのオアシスでした。

 

 

え、潰れちゃうの…?

 

ある日、友人から、○○の店がなくなるらしいという話を聞きました。

たしかにその店は怪しく、ゲームやカードの他になぜかカブトムシを売っていたり、店員さん(一人)の接客が悪かったりと、お客さんも多いとは言えませんでした。

他にもあったかなり怪しい店も、いつの間にか向かいのパン屋さんに吸収されていました。

 

これは、まずいかもしれない。

幼いながら、嫌な予感がしました。

 

 

次々と閉店へ…

それから数年、いたるところで徐々に閉店の波が。

ATOMというよく通っていた2店舗、ともに閉店。

祖父母の家の近所にあった昔ながらの個人営業の小さいゲームショップ(武藤双六さんのお店のような)も、いつのまにかシャッターが。

他にも思い出の小さなゲームショップは次々となくなっていきました。

 

私が愛してやまなかった「ファミコンショップ桃太郎」。

なぜか徐々に狭くなる店内に、うすうすは感じていたものの、それでも信じていました。

 

しかしついに、閉店の文字が。

まるで時代の流れという巨人に、故郷を喰い尽くされてしまったかのようでした…

 

 

しかし閉店間際、私はせめてもの悪あがきをしました。

ちょうどPS4の発売日が閉店の一か月前だったのです。

死にゆく戦友のドッグタグを持ち帰るような気持ちで、その店にてPS4を購入!(初回はナックがついていましたね!)

数々のハードやソフト、遊戯王カードまでもをたくさん買ったその店で、最後の保証書を手に入れたのです!!(一か月後に閉店するのに、保証期間一年…

 

…..

そしてその一か月後、地元のたくさんのファンに惜しまれつつ、その歴史に幕を閉じたのでした。

ちくしょぉぉぉぉぉおおおお!!!(小梅太夫風)

 

 

店長へ

細いフレームの眼鏡をかけ、細くて、高めの声で、子供に対しても低姿勢で、そしていつも笑顔で優しく説明してくれた桃太郎の店長(勝手に呼んでただけで、実はアルバイトだったかもしれない)。

あなたにそっくりな友人に、「店長」というあだ名をつけました。

あなたは永遠に私の中で、そして友人として生き続けます。

どうか素晴らしい第二のキャリアを歩んで行かれますように…

 

 

各地に存在するゲームショップをまわる!

ゲームショップとともに育った懐かしい思い出、そしてその思い出の場所がなくなり悲しい思いをしている方は日本中にいるのではないでしょうか。

 

日本のゲーム文化の発展に大きく貢献し、支え続けた地元のゲームショップ。

厳しい現代社会で、経営難に苦しみしぶしぶお店を畳まなくてはならない。店長さんも本当に苦しかっただろうと思います。

 

しかし、秋葉原や中野などのオタク文化の中心地にはいまだにいくつもゲームショップが存在し、ほかにも地元で愛され続けているゲームショップも各地に存在しているようなのです!

私たちは、そんな絶滅危惧種ともいえるゲームショップをまわり、自分たちが幼い頃に味わったあの淡い思い出が消えないよう、発信・応援していきたいと思っています!

 

 

昔ながらのゲームショップで素晴らしいお店を知っているという方がいましたら、ぜひお教えください。